アメックスの担当者に教えてもらった内容です。
- 1期目(法人、個人事業主)から持てる。
- 利用金額に制限なし(最初はあります)
ビジネスカードは個人の信用情報(返済能力)と会社情報を審査で確認するので、1期目の実績を判断して2期目以降に持てることが一般的です。
私は法人を2013年に設立しましたが、1期目にJCBで審査に落ちました。
そのため1期目から発行可能なアメックスのメリットは大きいです。
アメックスの選び方は2つあります。
- ビジネス(法人・個人事業主)か個人カード
- グリーン(一般)かゴールドカード
どの組み合わせがベストか?みていきます。
アメックスはJCBと提携中で日本でも使いやすい
アメックスは「旅行」サービスに強い沿革があります。
- アメリカで貨物運送業としてスタート(1850年)
- 世界初でトラベラーズ・チェック:外国旅行者向けの小切手を発行(1891年)
- 横浜に日本初の事務所を開設(1917年)
- 加盟店事業でJCBとの業務提携(2000年)
日本でも100年以上の歴史がありJCBと業務提携をしているので、実は国内でも使いやすいクレジットカードです。
Apple Pay(アップルペイ)も使えるので、スーパーなどのちょっとした支払いにも便利です。
またハワイに行った時はコンビニ・タクシー・ホテル・レストランと使えないところが基本なかったので、アメリカ発の強さを感じました。
さらにステータスの高さはダイナースクラブと1、2位を争います。
これは利用限度額の制限がないことに裏付けられます。
ビジネスカードか個人カードか
- ビジネスカード→経費決済を他のクレジットカードと分けたい人
- 個人カード→ポイントを非課税にしたい人
ビジネスカードは経費管理がラクです。
法人名義であればそのまま法人口座から引き落とされます。
また個人名義でも他のクレジットカードと個人事業主の決済を分けたり、法人経費を立て替えできます。
その代わりビジネスカードはもらったポイントも売上になり、決算や確定申告をする必要があります。
逆に個人カードでもらったポイントは非課税(最大年間20万円)で確定申告不要です。
(詳しくは税理士に相談ください)
そして明らかに経費として成立するものは、あとで法人に請求することもできます。
グリーンカードかゴールドカードか
- グリーンカード→年会費を安く済ませたい
- ゴールドカード→ステータスもほしい
アメックスの担当者はじめ、グリーンカードを持っている大手企業社員や資産家・経営者に複数出会いました。
そのためグリーンカードでもアメックスの恩恵を十分を受けられます。
ただ年会費は経費にできるので、金額が問題なければゴールドカードの方がステータスになります。
経営者仲間とクレジットカードの話をしていた時に、「世間的に一番魅力的に見えるのはゴールドカード」という結論に達しました。
理由はプラチナカードやブラックカードは価値がわからず、イメージできない人が多いからです。
そのため接待やデートのお会計でチラッと見えた時に、会社や個人の信用が嫌味なく伝わりやすいのはゴールドカードだと思っています。
ビジネスカードの年会費と特典
グリーン | ゴールド | |
---|---|---|
年会費 | 13,200円 | 36,300円 |
1枚追加 | 6,600円 | 13,200円 |
海外旅行保険 | 5,000万円 | 1億円 |
ビジネスカードの特典です。
- ビジネスカード限定の付帯サービス(経費処理、業務効率改善)
- トラベルサービス(手配、現地サポート、ラウンジ、手荷物など)
- プロテクション(不正利用、盗難、紛失など)
- 交流サービス(ゴールドカード限定)
ゴールドカードは接待や贈り物に役立つ交流サービスがあるので、ワンランク上のシーンを演出できます。
詳細はリンク先の公式ページから確認ください。
個人カードの年会費と特典
グリーン | ゴールド | |
---|---|---|
年会費 | 13,200円 | 31,900円 |
1枚追加 | 6,600円 | 13,200円 |
海外旅行保険 | 5,000万円 | 1億円 |
(金額は税別)
個人カードの特典です。
- ポイントプログラム(お得に貯まって使える)
- トラベルサービス(手配、現地サポート、ラウンジ、手荷物など)
- プロテクション(不正利用、盗難、紛失など)
- プライオリティ・パス(空港VIPラウンジ年会費が無料)
- レストランで1名分無料(ゴールドカード限定)
ゴールドカードは提携レストランの飲食代が1名無料なので、年会費をペイしやすいです。
詳細はリンク先の公式ページから確認ください。
まとめ
- 1年目でビジネスカードがほしいなら、アメックス一択。
- ステータスもほしければ遠慮なくゴールドカード。
- 税金を気にするなら、ポイント非課税の個人カードでお得に。
経費処理やビジネスシーンを円滑にしたければ「ビジネスカード」、コスパよく使いたいなら「個人カード」がおすすめです。
日本では使いにくいイメージがあるかも知れませんが、JCBと提携して国内でも実は使いやすいです。
海外も使えるお店が多かったので、旅のお供・ステータスの1枚にしてください。