日本政策金融公庫から「300万円」借りました。
「創業融資制度」を使って、特別金利1.85%(通常金利2.25%)が適用されました。
顧問税理士の紹介で三者面談をしてもらい、融資前提で審査に入って無事に借りることができました。
公庫の借入は税理士の紹介がおすすめ
融資前提で話が進んだ最大の理由は、税理士の紹介でした。
日本政策金融公庫は国民生活の向上に寄与することを目的とした政策金融機関で、金融機関が行う業務の補完を主としています。
そのため融資にはノルマがあり、税理士協会も公庫の顧客です。
顧客である税理士から紹介された私も同じく顧客なので、公庫側も「最初はこのくらいの金額でどうですか?」と最初から貸す前提で話が進みました。
「顧問税理士がいない」「ちょうど税理士を変えようと思っていた」方は、税理士を雇うメリットと探し方をまとめたこちらの記事も参考ください。
(参考)税理士を雇うメリットと探し方
借金をする理由と金利のメリット
私が日本政策金融公庫から融資を受けたい理由は3つでした。
- ハイパーインフレ対策(借金を増やす)
- 売上が落ちた時の補填と安心感
- 役員報酬を増やして個人で資産運用の強化
将来物価が上がって貨幣価値が下がれば、その分借金の評価額も減ります。
また口座に現金が増えるので、新規事業への投資・売上補填や自分の給料を増やして資産運用にまわせます。
金利はビジネスローンの8%〜18%と比べて、公庫は2%程度なのでお得です。
審査の流れと融資までの期間
実際の融資までの流れです。
- 資金の利用目的を決める
- 事業計画書を税理士が作成
- 税理士と三者面談
- 審査(1週間程度)
- 融資の実行(面談から1ヶ月程度)
決算書や財務状況を把握している税理士が事業計画書を無料で作成してくれて、面談時もこちらの立場になって説明してくれたのでとても助かりました。
まとめ
公庫からの融資は税理士のサポートがすべてを決めたと言っても過言ではありません。
- 紹介による信用アップ(前提が変わる)
- 事業計画書の作成やサポートによる手間の軽減
- 融資実行まで相談に乗ってくれる安心感
実務の利便性から心理的安心感までとてもありがたい存在でした。